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２９日朝早く福岡県苅田町にある雑居ビルの脇で県立高校に勤務する
３８歳の女性が倒れているのが見つかり、その後死亡が確認されました。
警察は現場の状況などから女性教諭がビルの屋上から飛び降りて
自殺を図った疑いが強いとみて動機などを調べています。
２９日午前４時２５分ごろ苅田町神田町の雑居ビルの脇に
女性が倒れているのを通りがかった人が見つけ消防に通報しました。
女性は病院に運ばれましたが死亡が確認され、警察のその後の調べで
北九州市内の県立高校に勤める３８歳の教諭とわかりました。
警察の調べによりますと女性が倒れていた脇のビルの屋上に
女性のものとみられる足跡が残されていたことや争った跡がないことなどから
警察は屋上から飛び降りて自殺を図った疑いが強いとみて動機などを調べています。
福岡県教育庁の高校教育課によりますと女性はことし４月に顧問を務める部活動の練習中に
部員に体罰を加えたとして自宅待機を命じられ、６月から体調不良を理由に休職していたということです。
学校側の説明によりますと、今月２５日に校長が女性と電話で話した際には
「体調についてとくに変わりはない」と話していたということです。
高校教育課や学校では今後、女性が亡くなった原因などについて詳しく調べていきたいとしています。
08月29日 14時17分
URLﾘﾝｸ(www.nhk.or.jp)