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・「子は天からの授かりもの」という。だからといって成り行き任せにしたり、逆に構えてしまうのも…。
そんな20~30代の女性たちが取り組んでいる「妊活」なるものに迫った。
「なるようになる」ではなく、かといって思い詰めもせず、妊娠・出産に前向きに、しなやかに備える
--「妊活」を言葉にすれば、そうなるだろうか。
女性誌「フラウ」は今年3月号で「妊活」を特集した。キャリアウーマンや未婚の女性を
読者に持つ同誌が、妊娠の仕組みを詳しく紹介するのは初めて。読者からは「今まで
こんなことは知らなかった」と予想外の反響を集めた。7月には読者に呼びかけ、
東京都内で「妊活ミーティング」を開催。夫やパートナーを含む約300人が、医師が語る妊娠と
年齢の関係などに耳を傾けた。「読者に聞くと、8割の人がいつかは出産したいと考えていました。
でも、仕事を持つ女性も増え、晩婚化は進み、実際に妊娠する年齢は上がっています。自分に
ふさわしい『産みどき』を考えるためにも、妊娠の正しい知識を得ることが女性にとって大事に
なりつつある」。川良咲子副編集長はそう話す。
「『婚活』時代」の共著者で、女性のライフスタイルに詳しいジャーナリストの白河桃子さんは
「はっきりと意志を持って子どもを授かろうとすることです」と定義する。
白河さんによると、1960年代までに生まれた女性たちは「お嫁さん候補」として就職し、
職場結婚をして専業主婦となり、出産するというレールが敷かれていた。年功序列や終身雇用
制度に守られた夫のもと、「待ちの姿勢でいても、自動的に出産にたどり着けた」。
ところが、今の厳しい社会情勢は、それを許さなくなっている。男女を問わず雇用は不安定となり、
前出の川良副編集長も指摘したように、気がつけば婚期ならぬ出産期を逃していたということにも
なりかねない。(>>2-10につづく)
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