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奈良市が市営住宅家賃の高額滞納者3人に対し、
住宅の明け渡しを求める訴訟を地裁に起こしていたことがわかった。
同市の市営住宅では3月末現在、1年以上の家賃滞納額が6億5600万円に
上っており、家賃滞納者に対し厳しい姿勢で臨むことにしたという。
提訴は12日付。市によると、3人は家賃を201~157か月間滞納。
家賃の滞納額は約1250万~約750万円に上る。
水道使用料44か月分(約30万円)を滞納する入居者もいる。
3人に対しては、市が2010年度、明け渡しを求めたが、退去や納付に
応じないため、少なくともこの10年では初めての法的措置に踏み切った。
3月末現在で、市営住宅に入居する2136件中、約16%の337件が
1年以上家賃を滞納。退去した85件にも滞納がある。1年未満の滞納を含めると、
さらに金額は膨らむといい、さらなる提訴も検討している。
仲川元庸市長は「公平性の観点から、長期の高額滞納者がいる状況は正す必要がある。
今月中にもマニュアルなども整えて、きちんと対応していきたい」と話している。
(2011年8月27日17時46分 読売新聞)
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