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★歴史に刻まれたサイテー菅!やっとこ退陣表明
菅直人首相(64)は26日、公債発行特例法と再生エネルギー特別措置法の成立を
受けて、民主党役員会で退陣を正式に表明した。
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「退陣劇」は6月2日の意向表明から3カ月近くに及ぶ異例の展開となった。政権の
懸案だった公債発行特例法案をめぐる野党との駆け引きの側面があったとはいえ、次々
に新たな政策をぶち上げ、最後まで「延命狙い」との疑念は消えなかった。外交を含む
政治空白に加え、民主党内の亀裂も拡大。「居座り」がもたらした損失は計り知れない。
首相は6月2日の民主党代議士会で、東日本大震災からの復興に触れ「一定のめどが
ついた段階で若い世代に引き継ぎたい」と、あいまいな表現で辞意を表明。周辺には
「俺がはっきり『辞める』と言ったら、求心力が一気になくなるじゃないか」と強調した。
一方で「首相を辞めさせることができる唯一の手段」(首相)と危機感を抱いていた
内閣不信任決議案の可決を切り抜けたのも事実。このころから強気の発言もみられるよ
うになった。
与野党協力に向けた最大の「障害物」は菅首相-。同じ認識を持った民主、自民、公
明の3党執行部は、民主党マニフェスト(政権公約)見直しなど退陣に向けた“環境整
備”で協調。首相は今月10日、ようやく「新しい代表が選ばれれば職を辞する」と
口にした。
民主党代表選を経て30日に総辞職した場合、6月の代議士会から89日後となる。
事実上の退陣表明から47日後に退いた森喜朗元首相を大幅に超え「居座り宰相」とし
て歴史に名を刻む。
■ソース(夕刊フジ)
URLリンク(www.zakzak.co.jp)