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■「実子に会えず寂しく」と容疑者は説明するが、謎は多く
岡山市北区神田町1丁目の保育園児、藤田優歩(ゆ・ある)ちゃん(4)が23日未明に行方不明になった事件は、
約20時間後に優歩ちゃんが無事保護され、一緒にいた女が未成年者誘拐容疑で逮捕された。事件は一応の
解決をみたが、女がなぜ優歩ちゃんを連れ去り、一緒にどう過ごしていたのか、なぜ警察に連絡しなかったのか、
解明すべき謎も多い。
県警によると、優歩ちゃんは、自宅から南東約500メートルの国道30号沿いの歩道を歩いていて、岡山市北区旭町、
ホステス中川沙貴子容疑者(21)から声をかけられた。「お母さんがいないの」と答えた優歩ちゃんを、中川容疑者は
車に乗せて自宅の市営住宅まで連れ去ったと県警は見ている。
なぜ、すぐに警察に届け出なかったのか。
捜査幹部によると、中川容疑者は「(優歩ちゃんが)警察に行くのを嫌がったので無理にできなかった」などと
供述しているという。また、車を誰が運転していたかについても慎重に捜査を進めている。
優歩ちゃんと中川容疑者がいたアパートの部屋には、中川容疑者以外の家族が住んでいたようだ。
住人の女性の証言によると、中川容疑者は23日午前9時ごろ、男性と優歩ちゃんの3人で部屋に来たという。
優歩ちゃんは寂しいそぶりを見せることなく、おにぎりやかき氷を食べたという。
優歩ちゃんは中川容疑者のことを「お母さん」と呼んでいたといい、髪をお互いにときあったりして本当の親子の
ようだった。しかし、テレビで行方不明事件が報道された際、中川容疑者は当初は「気をつけなきゃね」と話していたが、
やがて、「実はこの子を連れてきた。本当の子どもがいるけど会えない。寂しさを埋めるために連れ出した」と泣き出したという。
県警によると、捜査員が部屋に踏み込んだ時には、中川容疑者は居間のソファで横になっていて、優歩ちゃんは畳の
部屋で布団をかぶって寝ていたという。今後、県警は女性の関係者らから事情を聴くとともに、2人の当日の行動に
ついて調べを進めている。(藤原学思)
asahi.com:4歳女児誘拐・保護/謎多し-マイタウン岡山
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