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“選挙の神様”
民主党関係者によると、酒井代表は“選挙の神様”の異名を持ち、独自の選挙戦術で
無党派層の取り込みにたけるほか、旧社会党系の人脈にも強い。全国から選挙応援に呼
ばれることも多く、講演などでは「(当選ラインが)2万~3万票の選挙なら自分1人
で当選させられる」と息巻いた。また、初対面の人を前にしては、30年来のつきあい
という菅直人首相や、小沢一郎元代表に直接電話をかけ、民主党への影響力を誇示して
いたという。
一方、市民の党関係者によると、「(クレジットカードで限度額無制限の)ブラック
カードをいつも財布に入れて持ち歩いていた。政治団体の代表という職でなぜ持てるの
か疑問だった」と資金面には謎の多い人物だったという。
1億3000万円
この関係者によると、酒井代表は巧みな選挙戦術で議員候補を次々当選させ、議員事
務所に送り込んだ秘書や地方議員の給与・報酬を政治団体「市民の党」や派生団体に個
人献金させた。政治資金規正法では、個人献金の上限額は1団体に対して150万円ま
でと定められているが、民主党国会議員の関係政治団体など複数団体を“迂回(うか
い)”させる方法で、1人あたり年数百万円の献金をさせていたという。
政治資金収支報告書によると、市民の党や派生団体に対する所属議員16人からの個
人献金額は3年で1億3000万円を超す。酒井代表はこうした資金などを元手に政治
活動を行い、秘書らを含むメンバーらは再分配された月15万~20万円の“給与”で
生活をしていたとみられる。
一方、献金に際して、秘書や地方議員らメンバーは、総務省から「寄付金控除」の申
請に必要な書類の発行を受けており、税制上の優遇措置を受けていた可能性もある。
(続く)