11/08/22 11:06:00.39 0
★<調査>看護学生の6割が、患者からの暴力を経験
・看護学生が実習中に患者から受けた暴力の実態を、筑波大の江守陽子教授
(看護科学)らの研究チームが調査した。学生の6割が暴力を受け、うち性的暴力が
精神的暴力と並んで4割を超えていた。日本看護協会の調査では看護職員への
暴力は約3割とされ、学生は2倍もあった。看護学生への暴力の実例に基づいた
本格的な調査と分析は初めてという。
関東地方の看護専門学校、短大、大学計15校の看護学生712人を対象に07年に
調査した。593人(83.3%)が有効回答をした。
暴力を受けたと答えた学生は352人(59.4%)で、総件数は1498件。種類別では
▽精神的暴力44.7%▽性的暴力43.1%▽身体的暴力12.2%。性的暴力では
「胸を触られた」「手を握られ、お尻を触らせてと言われた」「後ろから抱きつかれ、
頬にキスをされた」「声をかけられ、ずっと追いかけられたり、わいせつな発言があった」
などの被害があった。
最も困った事例について具体的に記述した95人のうち20.0%は、暴力を受けた際、
誰にも相談しなかった。「怒り」「嫌悪感」を覚え、「辱めを受けた」「人格を否定された」と
感じたという。
研究チームは、担当看護職員に向けられた不満やストレスのはけ口として経験が
浅い学生が攻撃対象となったと分析。三木明子准教授は「暴力は弱い立場の者に向く。
患者との距離感の取り方など暴力防止の実技講習を行い、まず予防が大切。防犯ブザーを
持たせるなど暴力を受けない環境作りも必要だ」と話している。
URLリンク(headlines.yahoo.co.jp)