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「あいち・平和のための戦争展」が１２日から１５日まで、名古屋市公会堂（昭和区）で開かれた。
沖縄関係の市民グループ「命どぅ宝あいち」は“沖縄戦と教科書問題”を中心テーマにして、
琉球新報社２００５年発行の「沖縄戦新聞」を展示して「過ちを繰り返さない」と訴えていた。
「戦争展」開催２０周年特別企画として１４日に伊波洋一・前宜野湾市長の講演と東日本大震災被災者
救援チャリティーコンサートも開かれた。
約６００人の観客に伊波氏は「米軍優先の姿勢は新政権になっても変わっていない」と強調。
米軍普天間基地の辺野古への移設問題に触れ、「沖縄県民は、県内移設に反対する立場で
心を一つにしている。この沖縄の心を国民全体のものにする必要がある」と訴え「日本が再び
戦禍に遭うことのないよう、一緒に頑張りましょう」と呼び掛けた。
講演後、第２部では名古屋市で三線弾きをしているウチナーンチュが唄三線で会場を沸かせた。
知多市から夫婦で来た奥間誠一郎さん（那覇市出身）は「伊波さんの話はとても分かりやすかった。
三線も良かった」と話していた。
ソース
琉球新報 URLﾘﾝｸ(ryukyushimpo.jp)