11/08/20 22:32:58.39 0
文部科学省は、東京電力福島第一原子力発電所から20キロ圏内の警戒区域内で、事故発生後の
1年間で浴びる放射線の推定積算量をまとめた。
最も高かったのは、第一原発から西南西に3キロ離れた福島県大熊町小入野の508・1ミリ・シーベルト、
同町夫沢でも393・7ミリ・シーベルトという高い推計値となった。年間500ミリ・シーベルトは、計画的
避難区域指定などで避難の目安となる年間20ミリ・シーベルトの25倍にあたる。
同省では、警戒区域内の50地点で放射線量を測定、住民が1日を屋外で8時間、木造住宅で16時間
過ごすと仮定して、1年間に浴びる放射線の合計量を推定した。
50地点のうち、第一原発がある大熊町や双葉町を中心とする35地点で、年間20ミリ・シーベルトを超えた。
一方、同県南相馬市や浪江町の一部の地点では3~4ミリ・シーベルト程度で、同じ警戒区域内でも推計値に
相当にばらつきが出る結果となった。
(2011年8月20日20時30分 読売新聞)
URLリンク(www.yomiuri.co.jp)