11/08/19 18:35:00.45 0
★嵐の日本PRを外国人がメッタ切り
・「日本がここまで世界の笑いものになる例がほかにあるだろうか」―今週発売の
本誌8月24日号掲載のコラム「嵐がニャーと鳴く国に外国人は来たがらない」は、
こんな強烈な一文で始まる。
この「Tokyo Eye」というコラムページには毎週、東京在住の外国人コラムニストが交替で
寄稿している。今週のコラムを書いたのは東京在住の仏フィガロ紙記者、レジス・アルノー氏。
コラムの内容は、観光庁が外国人観光客を誘致するために制作したPR映像を批判するものだ。
このPR映像では、人気グループ「嵐」のメンバーがそれぞれ日本の観光地を訪れ、
招き猫のまねをして「ニャー」と鳴く。PR映像の詳しい突っ込みどころについてはコラムを
お読みいただければありがたいが、アルノー氏が問題視しているのは、この映像で外国人を
魅了しようという観光庁の「勘違いぶり」だ。いわく、「日本はなぜ『最高の顔』で自分を
売り込もうとしないのか。洗練された職人や建築家、知識人、画家、料理人ではなく、
国内限定のスターを宣伝に使うなんて」。
アルノー氏は以前も、「観光庁のPRサイトは日本の恥」というコラムで観光庁による外国人向け
PRを批判したことがある。だが、アルノー氏の観光庁批判は日本に対する愛情の裏返しだ。
彼にとって一連の批判は、日本人が「素晴らしい国を自らばかにする」のをなんとか阻止しようという
孤独な抗議デモ。冒頭で紹介した今週号のコラムを編集していた際、私が「今回のコラムは
あなたのcynic(皮肉っぷり)が炸裂してる!」とメールを送ると、「僕はcynicじゃなくてromantic
(ロマンティスト)だ。自分のことを、『日本の最後のウヨク』だと思っている」というメールが返ってきた。
(>>2-10につづく)
URLリンク(www.newsweekjapan.jp)
※前:スレリンク(newsplus板)