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米中両国のバスケットボールチームが親善試合で大乱闘を演じ、中国側の暴力行為が米メディアで
大きく取り上げられた。
試合は18日、北京オリンピックスポーツセンターで行われた。対戦したのは米首都ワシントンにある
ジョージタウン大と中国人民解放軍所属チーム。
19日付ワシントン・ポスト紙(電子版)は、両チームの選手同士による小競り合いの後、米国人選手が
コートに倒れているところを選手以外の中国人が蹴りつけている写真を掲載した。
同紙は、試合途中で米国人選手がコートから引き揚げようとした際、観客が水の入ったペットボトルを
選手に投げつけたほか、会場にいた警官がもみ合いを見て見ぬふりをしていたと報じた。
米経済誌フォーブス(電子版)は、試合のビデオ映像を掲載。中国人選手が倒れた米国人選手に
馬乗りになって殴りつけたり、米国人選手に椅子が投げつけられたりする場面もあった。
ジョージタウン大のトンプソン監督は試合後、「遺憾の意」を表明。米国務省高官は「不幸な出来事だが、
スポーツを通じて中国との相互理解を深めていきたい」と語った。
米当局からは、穏便に済ませようとの配慮が伺えるが、中国選手の暴力行為に米世論の批判が高まりそうだ。
米中両チームのバスケットボール試合は、バイデン米副大統領の訪中に合わせて行われた。前日の17日には、
バイデン氏がジョージタウン大と別の中国チームの試合を観戦している。
ソース
産経新聞 URLリンク(sankei.jp.msn.com)
【画像】北京オリンピックスポーツセンターで乱闘騒ぎとなり、倒れた米国人選手を足蹴りする中国人選手ら
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