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・東日本大震災後に宮城県石巻市で「米田きよし」を名乗る男性が医師資格を持たずに
医療行為をしていたとして、宮城県警石巻署などは18日、医師法違反の疑いで、男性が
活動拠点にしていたキャンピングカーを家宅捜索した。同署は容疑が固まり次第、男性を
逮捕する方針。(抜粋)
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・東日本大震災の被災地の宮城県石巻市で医師資格を持たずにボランティアで
医療行為を行っていたニセ医師が、活動中の飲酒や女性トラブルなど問題行為を
起こしていたことが14日、複数の関係者の証言で分かった。
「米田きよし」と名乗る男性が活動していた石巻市災害ボランティアセンターで、被災地
支援を行っていた関係者は明かす。「米田は(寝起きする)キャンピングカーの中で毎日の
ように昼間から酒を飲んでいた。夜になると泥酔し、ろれつが回っていないのにどなり
散らすんです」。周囲は問題視したが、現場では珍しい「ボランティア医師」という立場で
発言権も持っていたため、見過ごされたという。
医療行為は、ボランティアの健康診断などは行っていたようだが、専門的なものになると
若い看護師などに任せたという。結膜炎を患った子供が訪れた際、周囲が診察を依頼すると
「避難所に戻るべきだ」などと言って拒否したケースも。また、当初からキャンピングカー内に
既知の女性を出入りさせていたが、女性看護師とも交際し、トラブルを起こしていたもようだ。
現地の被災者を支援する「石巻市復興を考える市民の会」の藤田利彦代表は「傷口に
ばんそうこうを貼るくらいしかしないので『赤チンドクター』と呼んでました。6月にはニセ医者
だと分かりましたよ」と苦笑する。会う度に「海外の団体から1億円単位の助成金をもらえる」
などと金のことばかり話題にしたという。「『国境なき医師団にいた』とか言っていたのに、
英語が全くできない。僕には『聖マリアンナ医科大卒』と言っていたのに、他の人には
『東大医学部』とか言う。いろんな意味でうさんくさい男」と怒りが収まらない様子だった。(一部略)
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