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湖南省湘西トゥー族ミャオ族自治州鳳凰県で5月、人工降雨用ミサイルが民家に落下し、屋根を破って室内で爆発していたことが分かった。
2人が負傷したが、補償金の支払いはまだ、支払われていない。捜狐資訊が報じた。
事故発生は5月20日午後4時ごろ。鳳凰県に住む銭さんが、急に気温が下がったので、暖炉に火を入れて部屋を暖めていたところ
天井から長さ約1メートルの円筒形の物体が天井を突き破って室内に落下し、暖炉のところで爆発した。
暖炉は砕け、火が飛び散った。そばにあった食器類も粉々になって散乱した。壁には、さまざまな破片がぶつかった小さな穴が
、無数にできた。爆発で、そばにいた銭さんの母親と息子が負傷した。銭さんの母親は12日間入院し、現在も通院治療を続けている。
銭さんの息子も、聴覚が正常に戻っていないという。
銭さん宅内で爆発したのは気象局が打ち上げた人工降雨用ミサイルだった。県気象局は、
打ち上げたミサイルが正常に飛行せず、銭さん宅に飛び込んで爆発したと認めた。
しかし銭さんによると、やってきた気象局職員は「6月末までに住居の修理代や人的被害についての補償を行う」と説明したが、
その後、支払いの連絡はないという。銭さんは「家については、じぶんで修理したからよい」が、“うやむや”にされることを恐れている。
鳳凰県気象局の関係者は事故発生に備えて、保険会社と契約していると説明。「現地に足を運ぶだけでも時間がかかる」ため、
保険会社の被害調査と関係手続きが遅れたという。同関係者は「8月末までには、支払いを終えることができると思う」と述べた。
事故については「ミサイル発射前に、技術的な準備、人員の手配、方位などの測量、安全保障などを周到に行った」と説明。
原因は人工降雨用ミサイルの欠陥であり、気象局側の責任ではなかったとの考えを示した。
同ミサイルを製造した企業も、自らの責任を認めたという。(編集担当:如月隼人)
サーチナ 8月15日(月)17時8分配信
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