11/08/15 22:36:01.01 0
米国債を格下げしたばかりの中国の格付け会社「大公国際資信評価」が、浙江省の高速鉄道事故で
批判が集まる中国鉄道省に最高の「トリプルA」を付け、15日付の京華時報など中国メディアが
「実態にそぐわない」と報じるなど批判が噴出している。
大公国際の格付けでは、中国の国債は米国より高い「ダブルAプラス」だが、鉄道省はさらに評価が高い
。同省はずさんな安全管理や事故対応で信頼が失墜し「解体論」も浮上。中国鉄道事業は2兆元(約24兆円)を
超える債務を抱え、投資家の間で不安が高まっており、格付けの公正さが問われている。
大公国際は米欧の格付け会社と比べ、先進国を低めに、新興国を高めに評価しているのが特徴。
米スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)による米国債格下げ発表前の3日、米国の信用格付けを
「シングルAプラス」から「シングルA」に1段階引き下げた。
一方で最近、200億元の短期債券を発行した鉄道省にトリプルAを付けた。
大公国際は「鉄道省は優良資産を保有し(鉄道事業の)発展見通しも明るい」と理由を説明するが、
京華時報は「説得力に欠ける」と一蹴した。
ソース
中国新聞 URLリンク(www.chugoku-np.co.jp)