11/08/15 08:12:57.32 i3UA1y+30
簡単な試算をしてみます。2020年度の電力需要を3,500PJ/年=3.5×
1018J/年だと仮定しておきます(2004年度実績は3,372PJ/年)。
このうち10%を原子力発電で賄うものとします。
3.5×1018J/年×0.1=3.5×1017J/年=0.972×1011kWh/年(∵1J=1/3,600,000 kWh)
日本の原子力発電の稼働率運用実績は58%程度です。
電力の10%を賄うために必要な原子力発電の発電容量は次の通りです。
0.972×1011kWh/年÷58/100kWh÷365÷24=1913万kW
原子力発電設備の価格は、100万kW当たり建設費5000億円、廃炉費4000億円、燃料費1000億円、廃棄物処理2兆円
遠隔のため送電費用4000億、地元対策費1兆円とします。電力の10%を原子力発電で賄うのに必要な費用は次の通りです。
19.13×4.4兆円≒84兆円
更に、原子力発電の不安定電力の平滑化のための火力装置と高額スポット燃料購入を併用し
て地震国での原発事故時の高額保険を導入する場合にはこの費用の少なくとも2倍が必要
でしょう。これを考慮すると供給電力の10%を原子力発電で賄うための
低めの推定金額は160兆円程度ということになります。
原発も変わらんね。なら国土を汚さない上アレバにぼったくられず国内で金が回る太陽光がいい。