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宮城県石巻市の東日本大震災の被災地で「ボランティアの専属医」として医療行為をしていた男性が医師資格を持っ
ていなかった問題で、男性は初歩的な医療活動を展開する一方、「海外のNGOから助成金が出たら数億円」と吹聴
し、周辺からは「本当に医師なのか」と疑念を抱かれていた。男性は今月初めにすでに現地から姿を消しており、宮
城県警が医師法違反の疑いで行方を追っている。一体、男性は誰で、目的は何だったのか。
降圧剤を“処方”
関係者の話を総合すると、「医師、米田きよし」を名乗る男性が石巻市周辺に姿を見せるようになったのは4月初旬
ごろ。周囲には、北海道出身で阪神大震災でも支援活動に携わり、「国境なき医師団」に参加し、海外での医療経験
もあると説明していた。
キャンピングカーを拠点に、マスク姿で首から聴診器を下げ、血圧を測ったり目薬を処方したりするなど医療活動に
従事。高血圧で悩む高齢男性の血圧を測り「血圧230だから、このままだと心筋梗塞で死んでしまう」と話し、ど
こからか仕入れた降圧剤を手渡したこともあったという。
市社会福祉協議会の佐藤正幸課長は「地域で医療支援をしながら、炊き出しや物資の配給なども必要に応じてやって
いる方との認識だった」と話す。
診療所開設「しない」
しかし、関係者は早い段階で疑念を抱いていた。
被災地の支援活動を続けている「石巻市復興を考える市民の会」代表の藤田利彦さんは「朝から晩まで助成金の話し
かしなかった。怪しいと思っていた」と男性について話す。
2以降に続く
ソース
産経新聞 URLリンク(sankei.jp.msn.com)