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県産肉牛から放射性セシウムが検出され出荷停止となっている問題で、県農政部は13日、
暫定基準値を超える放射性セシウムを検出した牛1頭を出荷した大田原市の農家が、
この牛とは別に3~7月かけて汚染稲わらを餌にした疑いのある182頭を出荷していたと発表した。
県の調査に、農家は餌の管理が不十分だったと説明したという。県は出荷先の食肉処理場がある
兵庫県西宮市などに追跡調査を要請した。
汚染の可能性があるとして調査対象になった県産牛はこれまで24頭だったが、今回の182頭を
加え計206頭となった。
今月11日、大田原市の農家が7月に出荷した牛1頭の肉から、暫定基準値(500ベクレル)を超える
放射性セシウム520ベクレルが検出されたことから、同部はこの農家の出荷状況を調べていた。
農家の稲わらも暫定基準値を上回る放射性セシウムが検出されたという。
農家は当初、「原発事故後に収穫した稲わらは与えていない」としていたが、その後の調査で稲わらが
雨にぬれることがあるなど「管理に不十分な点があった」と説明したという。
県は現在、早期の出荷停止解除を目指し農水省と協議を進めている。ただ調査対象の牛が大幅に増えたことで、
停止解除の時期に影響を与える可能性もありそうだ。
こうした点について県は「餌の管理を徹底する方針に変わりはない。汚染稲わらの利用戸数に変更もなく、
協議には影響を与えない」としている。
ソース
下野新聞 URLリンク(www.shimotsuke.co.jp)