11/08/13 20:38:56.70 0
(>>1のつづき)
人格者として与党内や国民から慕われた人物も少なくない。在任2カ月余の石橋、宇野の両元首相
との比較は土台無理がある。残る元首相は実績、人格両方において、まず菅氏を下回る者はない。
そもそも官房副長官や首相補佐官として菅氏を支えた藤井氏自ら、32人の戦後歴代首相の中で
菅氏を「中の下」と評していること自体が何よりの証拠ではないか。
政権就任後、消費税をめぐる場当たり発言から参院選で惨敗し、中国漁船衝突事件では法をねじ曲げて
対応、ロシア大統領初の北方領土訪問を許した。
首相の伸子夫人は菅政権発足直後、「あなたが総理になって、いったい日本の何が変わるの」という
タイトルの著書を出版したが、程なく国民は「あなたが総理になって、いったい日本はどこまで落ちるの」
との思いが増すばかりだった。
東日本大震災や福島原発事故での対応の不手際は、もはや説明を要しまい。退陣発言は、1年余にわたる
無為無策で国会や霞が関、国民から見放され、「万事休す」となった政権の末路に他ならない。
民主党出身の西岡武夫参院議長は首相発言の翌11日の記者会見で、「まあ菅首相のことですから。
(私は)今日の時点では見守って参りたいと思っています」と述べている。国会で明言したことすら全く
信用されていないのだ。
菅氏は国民の政治不信を人間性のレベルにまで広げた点で、明らかに戦後「最悪」の首相だった。ただし、
国益を大きく損ねた「最低」クラスの首相なら、強力なライバルが存在する。菅氏を「詐欺師」などと
ののしった鳩山由紀夫前首相だ。2人に甲乙つけることは難しい。その意味で2人は永遠の、宿命の
ライバルなのだろう。お遍路の旅も道連れ、菅首相は来るべき退陣表明では「私も議員の職を引きます。
しかし、鳩山さんも恐縮ですが、議員の職を引いていただきたい」と、ぜひ呼びかけてほしいものだ。
(以下略:続きは>>1のソースでご確認ください)
(おわり)