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戦前、フィリピンに渡った熊本県出身の日本人男性と現地女性の間に生まれ、父親の
戦死で現地に残された日系2世の男女2人が6日、日本国籍取得などのため来日、熊本
入りした。亡父が大津町出身の合志ラモナ(日本名・マサコ)さん(67)と、同じく西原村
出身の坂本レオナルド(同・タカル)さん(67)で、熊本市で会見した2人は「日本人の子と
して認めてほしい」と訴えた。
支援団体のNPO法人「フィリピン日系人リーガルサポートセンター」(東京)と日本財団
(同)によると、残留2世の多くは反日感情による差別を逃れようと出生証明書を破棄する
など無国籍の状態。これまで63人が家庭裁判所に申し立てて国籍を取得したが、なお2人
を含む約200人が取得を希望しているという。
合志さんは「父の生まれた土地を見られてうれしい」と喜ぶ一方「戦後は貧しく、学校は
小学6年まで。父がいれば高校や大学に行けたのに」と声をつまらせた。坂本さんも「自分
と同じ血が流れる日本の皆さんに会えてうれしい」と語った。
2人は墓参りや親族との対面後、東京で家庭裁判所の面接などに臨む。
ソース 西日本新聞 2011年8月7日
URLリンク(www.nishinippon.co.jp)
父親や「古里」への思いを語る合志ラモナさん(右)と坂本レオナルドさん=6日午後、熊本市
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