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「日本は犯罪者になってしまった」
今年6月下旬、韓国・ソウル市内で開催されたグローバル・グリーン成長
サミットの席上で、ソフトバンクの孫正義社長は、原発事故で周辺の国々に
迷惑をかけたことを謝罪、冒頭の言葉を述べた。国際会議の場で、生まれ育った
国を"犯罪者"とまで言わせたのは、信念である「脱原発」への思いが
きわまったせいに違いない。
この訪韓で、孫社長は李明博大統領への表敬訪問も果たした。このとき
「脱原発は日本の話。韓国の原発は高く評価している」という発言もしている。
日本では脱原発を主張しながら、韓国では礼賛する。これこそ典型的な二枚舌
ではないか。孫社長の矛盾した言動を、ネット上でエネルギー問題を論じ、
多くのファンがいる金融トレーダーの藤沢数希氏が解説する。「ソフトバンクは
電気を大量に使うデータサーバーを韓国に移しはじめていますが、そこから
孫さんの本当の狙いが見えてきます」
韓国では電力の4割以上を原発で作っている。一方、補助金がないと回らない
再生可能エネルギーは現状でゼロ。このため、韓国の電気代は日本のおよそ
4割ほどの値段なのだという。「原発を止めることで日本の電気代は大幅に
上がります。孫さんは菅首相に働きかけてソーラー発電の全量買取り法案を推し進め、
さらに電気代を上げようとしている。それで、自らは電気代の安い韓国へ施設を
移転させるわけです。韓国で電気を安く買い、日本では自然エネルギーへの
補助金をせしめる。非常に賢いやり方です」
孫社長は自らを龍馬に見立て、「脱原発こそ使命」と主張するが、なんのことはない、
単なるビジネスの1つなのだ。もちろん、ビジネスマンであれば商売を優先させるのは
当然だが、経済ジャーナリストの町田徹氏は、孫社長の商法を"濡れ手で粟"と批判する。
「太陽光発電は非常に広大な土地を必要とする。自治体からタダに近い値段で土地を
貸してもらい、規制緩和でいろいろ優遇され、さらに再生エネルギーの全量を買い取って
もらって儲ける。人のフンドシで相撲を取るのがうまいだけで、社会貢献でもなんでもない」
>>2以降に続く
ソース:URLリンク(news.ameba.jp)