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【鄭始幸(チョン・シヘン)記者】 「米国や欧州連合(EU)の首脳たちのリーダーシップはまひし、
日本化している」(英誌エコノミスト)
「米国の政界はほぼ日本レベルの政治的行き詰まり状態に近づいてきている」(米紙ニューヨーク・タイムズ)
英米のメディアは「欧米の政治家は無能・非効率性・派閥主義に陥っている」とし、あらゆる問題を
包括し形容する言葉として「日本」を代名詞のように使い始めている。深刻な国家的危機や内戦に
陥ったわけではないのにもかかわらず、一国の内政がここまで辱められるのは異例だ。
■「日本」:政治的後進国の代名詞に
エコノミスト最新号は、オバマ米大統領とメルケル独首相が富士山をバックに着物を着て、硬い表情
をしているイラストを表紙にした。「欧米の政治は日本化している」というカバーストーリーは、米国議会
とオバマ大統領が国の破綻危機を人質に債務上限交渉を破局寸前に追いやったことや、EUの大国
ドイツが南欧に端を発するユーロ圏崩壊という危機を目の前にしながらも利己的な行動を取っている
ことを挙げ、分析をしたものだ。「これは20年前、日本経済のバブル崩壊時に日本の政治家たちが
見せた、優柔不断で無責任なリーダーシップの再現だ。(中略)特に、米国の債務上限引き上げ問題は、
(日本の伝統劇)歌舞伎のように不透明かつ複雑で、両党の姿勢は日本の政治の派閥争いや知的矮小
(わいしょう)さそのものだ」としている。
>>2に続く
ソース 朝鮮日報/朝鮮日報日本語版 2011年8月4日
URLリンク(www.chosunonline.com)
「日本化‐負債、デフォルト(債務不履行)、そして西欧の新たなまひ政治」という見出しで、
オバマ米大統領とメルケル独首相に日本の伝統衣装「着物」を着せ、両国の政治状況を
日本に例え風刺した英誌エコノミストの最新号表紙。
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