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中国浙江省の高速鉄道事故で、中国紙、新京報は30日までに、地方テレビ関係者の映像を「証拠」として、
事故翌日の24日午前には捜索が打ち切られていたと伝えた。
早期の捜索中止が遺族らの強い怒りを招く中、鉄道省側は同日深夜まで捜索を続けたと主張しているが、
今後の調査結果次第では、当局のずさんな事故対応の責任も問われる可能性がある。
新京報は映像に基づき、事故から約13時間半後の24日午前10時(現地時間)には、救助隊員が
「捜索は終わった。今の作業は現場の片付けだ」と語っていたと報じ、鉄道省に反論。
このテレビ関係者はインターネット上でも「救助隊員に何度も尋ねたが、答えは『中にもう人はいない。
生存者は皆、救出した』だった」と書き込んだという。
30日発行の経済観察報も、中央テレビの報道を基に、24日未明に現場に到着した盛光祖鉄道相が
現場復旧と運行再開を急がせる指示を出していたとして、同日昼前には「捜索は終わっていたようだ」と伝えた。
これに対し、国営通信新華社は30日未明、「24日午後11時半ごろ、生存者がいないことを確認し、捜索を
打ち切った」とする鉄道省責任者の説明を報道。しかし、新京報は「現場にいた多くの記者が疑問を呈している」と
指摘している。
中国各紙はこれまでも、事故から約20時間後の24日午後、車両内から2歳の女児が救出されたのは、
捜索打ち切り宣言後も一部救助隊員が「捜索は終わっていない」と反対し、懸命の捜索を続けたためだったと
報じてきた。
事故現場を28日に訪れ記者会見した温家宝首相は「鉄道省と関係当局がきちんと対応したのか、事実に基づき
国民に回答する」と述べている。
ソース
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