11/07/30 15:38:18.77 0
★保安院やらせ要請、「ふざけるな」反発の浜岡
国が2007年8月に静岡県御前崎市で開いた中部電力浜岡原子力発電所のプルサーマル計画に
関するシンポジウムで、経済産業省原子力安全・保安院が中部電力に関係者や関連企業の社員を出席させ、
会場が反対一色にならないよう質問を依頼、中部電力は「やらせ質問」を拒否していた。
同社が内部調査結果を明らかにした29日、地元関係者から反発の声が相次いだ。
シンポジウムは浜岡原発4号機のプルサーマル計画が国に認可されたことを受け、
国の主催で地元・御前崎市で開かれ、524人が参加した。国側が審査経緯を説明した後、
「プルサーマルの必要性と安全性」について専門家が議論した。
シンポジウムに参加した御前崎市、無職伊藤実さん(70)は
「反対派の自分は、手を挙げても指してもらえず、『避けられている』と感じた。
国や中部電力が主催する説明会でこのようなことがよく見られるので、今更驚かない」とあきれる。
さらに「良識を持っている会社に原発を運営してもらいたいが期待できない」と批判した。
掛川市の市民団体「地震で原発だいじょうぶ?会」の代表の藤田理恵さん(54)も参加した一人。
「『理解できない』と何度も質問をしたのに、最後に国の担当者は
『これで一定の理解が得られたと思う』とまとめていた」と強引な運営方法への不満を語った。
住民グループ「浜岡原発を考える静岡ネットワーク」の鈴木卓馬事務局長(71)は
「国が指示していたとはひどい話だ。国は国民の意見を広く聞くべきで、
国民の意見を無視するようなことを進めるのは全くけしからん」と憤り、
浜岡原発から約10キロの距離にある「御前崎グランドホテル」の福田昌朋社長(56)も
「ふざけるな、の一言。中部電力がその依頼を拒否したのは安心したが、
指示系統のトップがそういう工作をするなんてばかなことはありえない」と語気を強めた。(続く)
讀賣新聞 URLリンク(www.yomiuri.co.jp)
続きは>>2-4