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龍谷大学経済学部（京都市）に通う兵庫県出身の学生らが８月３日、神戸市の新長田一番街商店街の
夏祭りで「東日本物産市」を開く。「被災地から被災地へ」を合言葉に、自分たちで宮城県や岩手県の
食品を仕入れ「阪神・淡路大震災を経験した自分たちが、東北の経済活性化に一役買いたい」と完売を目指す。
同大学経済学部の伊達浩憲研究室に所属する金秀聲さん（２１）＝西区＝ら６人は、授業で東日本大震災の
復興案を考えた。同商店街で４月、東北から仕入れた商品を販売する物産市が開かれたことを知り、
「自分たちにもできるのでは」と実行に動きだした。
同商店街振興組合の木村繁一理事長（５４）と連絡を取り、熱意を伝えたところ、出店を許可された。
全国の地方新聞社が地元商品を選んだ通販サイト「４７ＣＬＵＢ」から、福島県の喜多方ラーメンや岩手県の
盛岡冷麺など８種類を買い求めた。
当日は鉄人２８号のモニュメントがある若松公園・鉄人広場にブースを構える予定。仕入れた品は３００～５００円で
販売する。被災地を応援する横断幕も用意し、買い物客らにメッセージを書いてもらう。
金さんは「阪神・淡路大震災では大きな支援を受けたので、恩返しがしたい」。加東市出身の北山明日香さん（１９）は
「被災地へのお金の流れを作って、東北を支援できたらいい」と話している。
収益の一部は義援金に充てる。物産市は午後６時～午後８時半。
ソース
神戸新聞 URLﾘﾝｸ(www.kobe-np.co.jp)