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フジテレビの韓国ゴリ押しが何かと話題になっているが、実は15年前からゴリ押しが行われていたのだ。“K-POP”という言葉が
浸透する前のことである、人気バラエティ番組『ダウンタウンのごっつええ感じ』にて急遽始まった企画『オジャパメン』がそれである。
『オジャパメン』とは『ダウンタウンのごっつええ感じ』レギュラーメンバーが赤いジャンバーにインカムを付けてダンスと歌でパフォー
マンスするというもの。その歌が「オジャパメン ナネガミオジョソ」という何語かわからないものだった。当時聴いていた私は何語か
わからなかったが、毎週耳にしていたためこの歌詞を覚えてしまった。この曲、実は韓国語の曲のカヴァーになるのだ。元の曲は
『ソバンチャ(消防車)』というアイドルグループが1987年にリリースした『オジャパメン』という曲。それを何の前振りもなくこの人気
バラエティ番組に差し込んできたのだ。
当時韓流ブームが来る前だったのか、私が小さかったからかはわからないが、この歌詞が韓国語だとは全く気づかなかった。
人気お笑い芸人達が聞き慣れない言葉で歌っていることくらいにしか思わなかっただろう。今思えば韓流の先駆けだったといえる。
この番組では『オジャパメン』に続いて『マウヤケソ』という盆踊り風の曲も流れた。しかしこの2つの曲に使われている歌詞は正しい
韓国語では無いのだ。韓国語が分かる人からすれば「なんて言っているのか理解出来ない」とのこと。それもそのはず、聴いた物を
そのままカタカナに起こして歌詞にして、それを番組内で歌ったのだ。
この番組は『エキセントリック少年ボウイ』や『日影の忍者勝彦オールスターズ』といった歌を歌う企画が時折行われ、『オジャパメン』も
その一環だと思われていた。当時みていたちびっ子や視聴者も、「何故この選曲なのか?」、「何故韓国の曲なのだ」と疑問に思った
人は少ないだろう。
オジャパメンは本当に頭に残ってる人多いのではないだろうか。
※リンク先動画あり
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