11/07/30 00:25:47.83 0
(>>1の続き)
外資規制比率を超えた場合の外国人株主の取り扱いだが、フジも日テレも同様の対応を
している。株主名簿を確定する際(フジは年2回、日テレは4回)、ほふりから総株主通
知が届き、それを基に外国人の場合は、継続株主の既得権を確保した上で、20%未満の
範囲内で按分(あんぶん)で振り分け、端数は抽選にかける「按分・抽選方式」で株主
名簿に記載する。按分とは数量に比例して割り振ることで、時間優先ではなく、保有株
式の数に応じて配分される。
両社とも20%を超えて株主名簿に記載されなかった外国人株主に議決権を付与しない
が、違いは配当への考え方だ。フジは「外資規制は株主の影響力の話で配当は払うべ
き」(フジ・メディア・ホールディングス 株式部)との考え方で「配当あり」。一
方、日テレは「株主名簿に記載されていない方は株主ではないとのスタンス」(日本テ
レビ放送網 株式部)で「配当なし」としている。
ちなみに、西村氏が指摘する放送免許の取消しの可能性については、両社とも「外国人
株主の影響力は20%未満なので、全く関係ない」とのこと。(B)
(以上)