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・中国で23日に発生した高速鉄道の追突事故を受け、これまで欧米や日本の企業に
独占されてきた世界の高速鉄道市場に進出を果たした中国高速鉄道の成長は、
「メードインチャイナ」がハイエンドに向かう1つのシンボルともなっていたが、事故発生後は
各国から中国の高速鉄道輸出を阻む発言が噴出している。環球時報(電子版)が報じた。
韓国『朝鮮日報』は「中国は世界一のみを追求し、安全性をなおざりにした。鉄道だけでなく、
ほかの分野でも中国は『世界一コンプレックス』にかかっている」と酷評。韓国仁川大学の
朴承俊教授は「かつて中国は『慌てない』ことを重んじてきたが、最近は自信過剰から何事にも
スピードを要求するようになった」と指摘している。
高速鉄道の追突事故は世界のメディアが指摘するように、中国発展のターニングポイントと
なるのだろうか。2010年、トヨタ自動車のリコール問題が起きた際、米メディアは『トヨタに
とっても災難だが、日本にとってはさらに大きな災難だ。現代はビジネス上の不幸が、
たちまち国家の難局へと発展する』と指摘していた。
関西大学の任文学教授はトヨタのリコール問題と中国高速鉄道の追突事故に対して、
「個人的には2つの事件は比べようがないと思う。トヨタは長年の信頼と実績があり、
大きなトラブルはあの事件だけだ。生命への被害程度も大きくなかった。だが中国は
開通から時間も経っていないうちにこれほどの大事故を起こした」と指摘した。
一方、フランス紙『Les Echos』は、中国のインターネット上では「日本の新幹線は
開通以来、死亡事故を出していないと主張しているが、実は中国と同様の事故が多発し、
緊密な管理と職員への口止めの堅さでこれらの欠陥を隠ぺいしている」という説が
流れていると報じた。(一部略)
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