11/07/27 22:45:59.48 0
深夜の献血、負傷者の緊急搬送、医療ボランティア、交通機能の維持……
突然起きた列車追突事故を目の当たりにした人々は慌てふためいた。眠れぬ夜を
過ごした市民と同じく、温州各地で救援活動に携わるボランティアも増え続ける
死者の数に神経をとがらせた。中間統計では、温州市内で1万人近くの人達が、
何らかの形で救援活動に携わり、感動的な「命のリレー」に参加した。
▽すぐに始まった救援の呼び掛け
「高速列車事故発生で献血が至急必要、友達に転送してください」「現場に
行って救助活動に参加できるのか?」「立ち往生している旅客を乗せるバスが
至急必要」……事故発生して間もない23日午後9時過ぎから、「温州市慈善
義工部」が中国の人気チャットソフト「QQ」に開設したグループでは、ボラン
ティアチームが事故現場の状況を更新したり、救援活動に関する相談をしたり
し始め、深夜2時ごろになってもやむことはなかった。
事故が発生して1時間も経たないうちに、温州市民で構成されたボランティア
グループのメンバーは「温州市慈善総会義工分会」(ボランティア団体)が出した
救援を呼び掛るメッセージを受け取り、すぐに行動へと移し、救助、献血、負傷者
の緊急輸送などの活動に参加した。
同日午後10時から11時の間にはすでに、温州市内にある献血ステーションで
献血の準備を始めるボランティアもいた。
また深夜2時ごろ、蒼南、文成、楽清などに温州郊外住むボランティアも市内に
集まった。
その後、ボランティアたちは▽心理カウンセリングチームや自家用車による被害者
家族輸送チームの組織▽ミニブログを通じたボランティア応募窓口の設置▽献血
▽交通ターミナルでの負傷者家族のボランティア受付設置▽負傷者家族の病院
への護送▽行方不明者の安否確認--などの活動に携わった。
つづく