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★ガガ様、菅にカンカン!「福島ライブ」実現しないワケ
・来日で数々のパフォーマンスを見せ、日本人に元気をくれた米人気歌手のレディー・ガガ(25)。
東日本大震災への支援に感謝して菅直人首相がバラを渡した場面は記憶に新しい。
ガガは、このとき日本に対して福島復興のチャリティーコンサートを現地で開くことを約束
したのだが、官邸サイドから返事が一向に来ないのだという。
音楽関係者によると、ガガは離日する直前の6月30日、菅首相から感謝のバラとメッセージを
受け取ると、その気持ちに答えるように、“フクシマコンサート”の開催を約束。官邸からの
返事を心待ちしてしているという。
だが、あれからもうすぐ1カ月。官邸からの返事はなく、しびれを切らしている。その内情を
政府に近い関係者が明かした。
「ありがたい話なのに、決断ができない。菅首相はいつ退陣するかわからないため、責任が
取れない。話は枝野官房長官のところで止まっているようだ。新政権下で、人気取りのために
ガガのコンサートを行いたい思惑があるのでは、と勘ぐってしまう」
「コンサート会場の確保もネックとなっている」というのが、言い訳らしい。
確かにガガのコンサートともなると数万人規模の大会場が必要。これまでに会津若松市や
郡山市の運動場や裏磐梯のリゾート地「グランデコ」などが会場候補として密かにリストアップ
されているが、いずれも大人数を収容しきれない。
東北で実績のあるイベント会社幹部は、「福島でやらなければ意味がない。要は、やる気。
やろうと思えばどこでもできる。福島は広いし会場は探せるはず」として挙げた実例が、
1974年8月、郡山市の運動場で開かれたロックイベント「ワンステップフェスティバル」。
米国からオノ・ヨーコも駆けつけ、数万人の動員実績があった。
6月のガガの来日で、テレビに取り上げられた放送時間を広告価値に換算したところ
107億4180万円の効果があったと、テレビマーケティングの「エム・データ」の調査が発表している。(抜粋)
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