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在日米軍のバートン・フィールド司令官は27日、都内で在日の
米経済人らを前に講演し、東日本大震災後に行った支援活動
「トモダチ作戦」の内幕を語った。
「被曝するかもしれないが、志願者はいるか」
フィールド司令官が東京・横田基地でパイロットらにこう問い
かけたのは震災から3日後の3月14日。福島第一原発周辺の
放射線量計測のための飛行を命じた際のことだ。放射能漏れの実態は
まだよくわからず、大量被曝の恐れも否定できない中での任務だったが、
パイロットらは全員が参加を志願したという。計測された放射線量は
日本政府に伝達され、事故への初期対応策定で活用された。
司令官は、自分たちの家族の安否も分からない中、被災地での任務を
続けた自衛隊員のことを「本当に英雄的だった」と称賛。
「(自衛隊を)側面支援できたことを栄誉に思う」とトモダチ作戦を振り返った。
(2011年7月27日18時24分 読売新聞)
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