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陜西省商洛市商州区内にある橋のコンクリート舗装の路面が25日午後9時ごろ、爆発した。現場は静かな山村で、
突然の爆発音に住人は驚いた。かけつけると、割れて盛り上がった舗装用コンクリートの隙間から、
大量のおがくずが噴きだしていた。中国新聞社が報じた。
砕けたコンクリート舗装の厚さは約10センチメートルで、爆発で砕けた。道路の中央部分が1メートルほど持ち上がったようになり、
欄干は河原に落下していた。爆発時に通行人はおらず、負傷者は出なかった。
住民らが近づくと、一面に柔らかい砂のようなものが積もっていた。手にとってみるとおがくずだった。橋の工事の作業を行った住民もあり、
「現場監督の指示で、袋におがくずを入れて敷き、その上にコンクリート舗装をした」と述べた。
同橋は2008年に作られた。自動車は通れない橋で、路面に大きな重量がかかることはなかった。
同区道路品質管理監督ステーションも蘇智文主任は「橋の品質に問題はなかった。工事で使ったおがくずを放置していたことが原因」と説明した。
蘇主任によると、橋の自重を軽くするために、コンクリート舗装の中に空洞を設ける設計だった。
本来ならば、空気をつめたバッグをつめるはずだったが、作業にとりかかる際になって、施工業者にその技術がないことが分かった。
そのため相談して、おがくずをつめた袋を入れることにした。後からおがくずは取り除くはずだったが、
「一部で、作業をしていなかったのだろう」という。工法自体は橋の建設で認められているもので、問題はなかったという。
蘇主任は「気温が上昇して湿度も上昇したので、おがくずが膨張して路面を押し上げたのだろう」と述べた。
商州区は、交通、道路、品質監督管理などいくつかの部門による合同チームを編成し、爆発の詳しい原因を調査する。(編集担当:如月隼人)
サーチナ 7月27日(水)17時16分配信
URLリンク(headlines.yahoo.co.jp)