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★民主党、隣接県「合区」案を正式決定 選挙制度改革
民主党は27日の参院議員総会で、参院の総定数を現行の242から40減らし、
人口の少ない隣接県同士を「合区」する選挙制度改革案を正式に決めた。
今後、参院各会派に提示し、民主党案の採用を働きかける。
民主党案は
(1)鳥取と島根(2)徳島と高知(3)石川と福井(4)長崎と佐賀(5)長野と山梨―と、
人口の比較的少ない10県を5合区に再編するのが特徴。
さらに、神奈川の定数を2増やし、宮城、福島、新潟、岐阜、京都、広島の6府県の定数は2ずつ削減する。
選挙区、比例代表ともに定数を20減らし、合計の定数をマニフェスト(政権公約)で主張した通り202にする。
「1票の格差」は2.967倍に改善する。
ただ、西岡武夫参院議長が私案を示すなど、参院選挙制度改革についての各党間の意見集約は進んでいない。
今国会中の与野党合意は難しい情勢だ。
日経新聞 URLリンク(www.nikkei.com)