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★「原発別居」「原発離婚」が聞こえてきた 避難先選びより深刻な「家庭内ギクシャク」…藍原 寛子
6月29日の午後、郡山市のファミリーレストランで、2人の子を持つ母親と向かい合っていた。
母親はとつとつと、話し始めた。
「家族で避難するって、そう簡単なことじゃないんです。私もだんなも仕事があるから。
子どもたちだって、『遊んでくれるから』って、だんなが大好きで、離れたくないって。
でも子どもだけでも放射能の心配のないところで過ごさせてあげたい。『行きたくない』って言うのを説得して、避難させたんです」
●20ミリシーベルトを早く撤回して
「郡山市は空間線量率測定値の平均が毎時0.2マイクロシーベルト以上の学校施設で教育活動を行わない」ことなどを求め、
郡山市の14人の子どもが6月24日、同市を相手取って、仮処分申請を福島地裁郡山支部に申し立てた。郡山市は争う構えだ。
この母親は、申し立てを行った子ども(債権者)の親の1人。
今回の仮処分申請に参加した経緯とともに、母親として放射能が子どもの健康にどのような
影響を与えるのかという不安、避難させるべきかどうか迷ったことなどを話してくれた。
2人の子どもは、県外で合宿のような形で受け入れてくれる団体のところで、両親と離れて避難生活を送っている。
「『自分の子どもだけを避難させて、それでいいのか』と思いました。本当は、郡山市を訴えるなんてしたくないです。
でも国や文科省を訴えたら何年かかるか分からない。とにかく早く対応してもらいたいから仮処分申請をしました。
文科省には20ミリシーベルトを早く撤回してもらいたい。学校ぐるみで、子どもたちを避難させてほしいからなんです」 (続く)
全文は日経ビジネスオンライン URLリンク(business.nikkeibp.co.jp)
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