【社会】「汚れた血がお宮の庭を汚しよる」などの差別の不条理を絵本に込め 解放同盟・組坂委員長 [07/26]at NEWSPLUS
【社会】「汚れた血がお宮の庭を汚しよる」などの差別の不条理を絵本に込め 解放同盟・組坂委員長 [07/26] - 暇つぶし2ch1:九段の社で待っててねφ ★
11/07/26 18:55:15.27 0

 被差別部落の人が虐げられた歴史や人権への理解を子どもたちに深めてもらおうと、
部落解放同盟中央執行委員長の組坂繁之さん(68)が採録した民話の絵本「カワウソ
村の火の玉ばなし」が出版された。生まれ育った福岡県の筑後地区に伝わる民話に
基づく組坂さんの原作を児童文学作家の山下明生(はるお)さん(静岡県)が再構成し、
筑後弁と迫力ある絵で訴えかける作品に仕上がった。

 組坂さんは父繁登さん(故人)から少年時代に聞いた民話の一つを「火の玉のはなし」
としてまとめ1987年に刊行した。差別を根絶したいとの願いからだった。だがその後も
偏見はなくならず、昨年は、県内の教師が生徒宅に被差別部落を中傷する文書を送り付け
脅迫罪で有罪となる事件が起きた。組坂さんは落胆するとともに「差別を受けた悲しみや
憤り、差別の醜さを次世代に伝えたい」と絵本にすることを決意、知人の山下さんに相談した。

 「カワウソ村」は明治時代の被差別部落を表している。村の人は参加が禁じられていた
宮相撲に青年才三がこっそり忍び込んで出場、優勝を目指して自信満々だった権助を倒した。
怒った権助は「カワウソがお宮にもぐりこんだぞ」と言い放ち、促されて才三に殴りかかった
見物人は「汚れた血がお宮の庭を汚しよる」と激怒、才三は袋だたきに遭った末に命を落とす。

 火の玉に姿を変えた才三は「カワウソじゃありまっせん れっきとしたにんげんでございます」
と、ふわりふわりと揺れながら権助に向かって行く-。

 人気絵本作家の長谷川義史(よしふみ)さん(大阪市)が絵画を担当、力強く温かみのある
タッチで登場人物が生き生きと描かれている。組坂さんは「子どもの理屈抜きの感性で差別の
不条理を理解してほしい」と話す。32ページ、1890円。解放出版社=06(電話番号省略)。

ソース   西日本新聞 2011.7.26
URLリンク(www.nishinippon.co.jp)
絵本「カワウソ村の火の玉ばなし」を手にする組坂繁之さん 
URLリンク(www.nishinippon.co.jp)


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