11/07/26 17:54:03.52 0
「邪馬台国は滋賀・守山にあった」。こんな説を掲げ、滋賀県守山市の
守山商工会議所青年部がまちおこしに動き出した。邪馬台国は福岡県の「九州説」と、
奈良県の「畿内説」にほぼ二分されているが、守山市のアマチュア歴史家ら2人が、
市内で弥生時代後期の巨大な遺構が出土したことなどから、「近江説」の本を相次いで出版。
これを機に青年部は特別委員会を組織、さまざまなイベントで「邪馬台国の守山」をPRする考えだ。
「邪馬台国近江説」は市内の伊勢遺跡が根拠で、この遺跡が邪馬台国と主張している。
弥生時代後期(2世紀後半)の東西約700メートルに及ぶ大規模な集落跡で、平成13年に
巨大な祭殿とみられる建物跡が見つかった。隣接する野洲市の大岩山で、国内最大134.7センチを
含む弥生時代の銅鐸(どうたく)24個が出土。遺跡との関係性も指摘され、巨大勢力が存在したとされている。
こうした中、昨年1月、守山市のアマチュア歴史研究家、澤井良介氏が「邪馬台国近江説」
(幻冬舎ルネッサンス)を、同2月には、東京の雑誌編集者、後藤聡一氏が偶然にも、同じ題名の本(サンライズ出版)を出版。
澤井氏は「邪馬台国は守山にあったと確信している」と話す。
地元の盛り上がりを受け、守山商工会議所青年部では「この大きな夢を広め、まちづくりを盛り上げたい」と、
今年「邪馬台国近江説特別委員会」を旗揚げ。近江説にあやかったさまざまなイベントに打って出ることで、守山の知名度向上作戦に乗り出した。
委員会はすでに専用サイト(http://moriyama-himiko.jp/)を立ち上げており、
独自に「卑弥呼」Tシャツやのぼりを制作。今月30日には、県内の18歳以上(高校生不可)を対象に、
「近江説」のキャンペーン大使を決める「卑弥呼コンテスト」を開催する予定で、初代卑弥呼には
特別に用意した衣装を着てもらい、誕生式典を開催する。さらに、年末には研究者らを招いて学術フォーラムも企画している。
URLリンク(www.iza.ne.jp)