11/07/26 16:49:50.64 0
被災地で役に立った情報ツール、震災当日は「ラジオ」がトップ
情報支援プロボノ・プラットフォーム(iSPP)は26日、被災地域の住民を対象とした、震災直後から3カ月後までに
必要とした情報や、利用した情報機器・ツール、役に立った情報源など、情報行動に関する調査結果を公表した。
調査は、岩手・宮城・福島の被災地域に居住する10~60代の男女を対象として、
インターネットによるアンケートを7月4~11日に実施。2815件の有効回答を得た。
調査によると、震災以前に利用していた情報ツールは、テレビ(84.2%)、パソコンによるインターネット(81.3%)、
スマートフォン以外の携帯電話(63.6%)、ラジオ(46.6%)、固定電話(27.7%)の順となっていた。
これが震災当日は、ラジオ(67.5%)が発生以前を大きく上回った一方で、携帯電話(37.5%)、テレビ(33.4%)、
インターネット(19.5%)、固定電話(7.7%)は発生前の半分以下となり、停電や通信インフラの損傷、
通信規制などで十分に利用できなかったことを示す結果となった。
地震発生後1週間までの段階でも、ラジオ(75.0%)が依然としてトップで、テレビ(71.2%)、携帯電話(54.7%)、
インターネット(52.8%)はいずれも回復したものの、震災以前の水準までには戻っていない。
その後、1カ月から3カ月後には各機器とも震災以前の水準にほぼ戻っているが、
固定電話の利用割合が震災以前に比べて高くなっている。
(つづく)
URLリンク(internet.watch.impress.co.jp)