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横浜市の市民団体「横浜教科書採択連絡会」は25日、8月に中学校教科書の採択を
決める市教育委員会の今田忠彦委員長あてに、戦争を肯定する自由社と育鵬社の教科
書を採択しないことなどを求める署名2万8641人分(第2次分)を提出しました。第1次分
として11日に提出された分と合わせて10万6365人分の署名となりました。
署名は、26日の市教委臨時会で審議される見込みです。
同署名は(1)日本国憲法を軽視し、戦争を肯定的に記述する自由社と育鵬社を採択しない
(2)採択にあたり教職員・学校の意見、審議会の答申を尊重し、公正・公平・公開をつらぬく
―ことを求めています。
同日、「将来の日本と横浜を背負って立つ中学生に相応しい教科書を採択されるよう尽力
を」との共同アピールを発表(6月20日)した市内在住・在勤の知識人・有識者は、市民の
声に耳を傾け、横浜の子どもたちにふさわしい教科書の採択を求める文書を、教育委員長や
林文子市長らに提出。自由社・育鵬社の教科書は中立的立場に欠け、一面的な見方が多々
見受けられるなどの問題点を指摘しています。
会見したアピール発起人の藤岡貞彦氏(一橋大学名誉教授)らは、女優で作家の岸惠子
さんもアピールに賛同するなど共同が広がり、230人のアピールになったことを報告。「戦争
についてはいろいろな評価があるが、賛否両論あって『みんなで考えなさい』というのが教育
である。両社は、戦争を知らない子どもたちに(教科書の)考え方を一方的に注入するもので
あり、押し付けだ」と強調しました。
ソース しんぶん赤旗 2011年7月26日
URLリンク(www.jcp.or.jp)
(写真)自由社と育鵬社の教科書の問題点を指摘する、藤岡貞彦氏(左から2人目)と
共同アピール呼びかけ人・賛同者=25日、横浜市中区
URLリンク(www.jcp.or.jp)