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・東電女性社員殺害事件で無期懲役が確定したゴビンダ・プラサド・マイナリ受刑者(44)は
21日午後、第三者が犯行現場に行った可能性を示すDNA型鑑定の結果を告げられ、
「徹底的に調べれば、必ず無実の証拠が出ると信じていた」と、拍手しながら喜んだという。
服役中の横浜刑務所で面会した「無実のゴビンダさんを支える会」事務局長の
客野美喜子さん(59)によると、マイナリ受刑者は面会まで鑑定結果を知らなかった。
15日に面会したばかりの客野さんが訪れたことに、最初は不思議そうな様子を見せたという。
結果を伝えると両手をたたいて喜び、「(母国の)ネパールに『真実は必ず勝つ』ということわざが
あって、それを心の支えにしてきた」と話した。
URLリンク(headlines.yahoo.co.jp)
・この事件は、平成9年、東京・渋谷区のアパートで東京電力の社員だった39才の女性が殺害され、
現金が奪われたもので、ネパール人のゴビンダ・プラサド・マイナリ受刑者(44)が強盗殺人の
罪に問われました。犯人につながる直接的な証拠がないなか、マイナリ受刑者は一貫して関与を
否定し、1審は「犯人とするには矛盾がある」として無罪としました。2審は逆に「状況証拠を総合すると
犯行は明らかだ」として無期懲役を言い渡し、平成15年、最高裁判所で刑が確定したため、マイナリ
受刑者が裁判のやり直しを求める再審請求を行っていました。
検察が裁判所の要請を受けて被害者の体に付着していた体液や現場に残されていた体毛のDNA鑑定を
行った結果、マイナリ受刑者とは別の男性のものであることが分かったということです。現場からは
マイナリ受刑者の体液なども見つかっていましたが、マイナリ受刑者は被害者と会ったのは事件の
10日ほど前だったと主張していました。今回の鑑定結果は、マイナリ受刑者とは別の男性が現場で
被害者と会っていた可能性を示すものですが、その時間帯などまだ解明されていない点は多く、
裁判所が新たな証拠をどう判断するかが焦点になります。(抜粋)
URLリンク(www3.nhk.or.jp)
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