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黒龍江省ハルビン(哈爾浜)市で21日早朝、集合住宅の約4分の1が倒壊した件で、中国地震局工程力学研究所が派遣した被害調査チームは、
「残った部分には安心して住んでよい」との考えを示した。中国新聞社が報じた。
建物が崩れたのは同市南崗区革新街にある6階建ての集合住宅。建物の端の約4分の1の部分が倒壊した。
住人2人が午前3時半ごろ、壁に亀裂が発生し、大きくなっているのを発見。他の住民に呼びかけて避難したため、
死傷者は出なかった。住人らが建物を出てから約1分で、本格的な倒壊が始まったという。
倒壊した部分の屋根が、倒壊しなかった部分から突き出る形で残った。危険なので撤去作業が始まったが、
21日午後0時すぎ、作業員1人が落下して重傷を負った。命綱を付けていたが、切れた。命に別状はないという。
被害調査チームは残った建物を調べ、「亀裂は生じていない。建物の構造も安定している。
住人は恐がらなくてよい。これまで通り、安心して住んでよい」との考えを示した。(編集担当:如月隼人)
サーチナ 7月22日(金)13時0分配信
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