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放射性セシウムに汚染された稲わらを食べた福島県産牛肉１９２頭が西宮市食肉センターを通じて流通していた問題で
西宮市内の食肉卸売業者から直接、枝肉を仕入れていた施設（２次出荷先）は６４に上ることが２１日、兵庫県などの
調べで分かった。新たに佐用町の食肉販売業者にわたっていたことも判明。これで県内の流通先は１７市町になった。
豊岡市では７・３キロが病院の給食として出されていたほか、姫路市では、山陽百貨店内の精肉店で４月１３日から７月
９日まで販売されていた。
２１日時点で県などの調査で判明したもので、２次出荷先から県内外の３次、４次出荷先に流通している枝肉も多くさら
に増える可能性がある。
一方、福島県浅川町から出荷された４２頭分の餌汚染牛について、新たに神戸、明石、加古川、三田市と多可町の５市町
で７３キロ販売されていたことも分かった。（藤原 学）
▽神戸新聞（2011/07/22 09:03）
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