11/07/21 21:34:10.04 0
水曜の夜、松山市中心街の地下レストランバーからジャズドラムが聞こえてくる。
音の主は、松山市の精神科医、馬場俊一さん(58)。ひょうひょうとした物腰で、
どんな曲にも即興で合わせてリズムを刻む。かつてプロのジャズドラマーとして活躍した経験を、
昼間は「芸術療法」として診療に生かしている。
松山市朝生田町1丁目の「SHUN心療クリニック」 。診察室に入ると、手入れが行き届いた
電子ドラムのセットに目がいく。「患者さんに好きにたたいてもらうんです」 。白衣姿の馬場さんが、さらっと言った。
ドラムをたたくことで患者に自己表現してもらう。心の内に抱えた澱(おり)を吐き出すことにもつながる。
馬場さんが診療の一部に取り入れるのは、音楽や絵画、園芸、文芸などを通じて、自己を表現してもらうことで、
心身の改善をはかる「芸術療法」 (アーツセラピー) 。先進地域の欧米から日本に取り入れて以来、
精神医療や認知症予防などの分野で実践されている。
(>>2以下に続きます)
URLリンク(mytown.asahi.com)
URLリンク(mytown.asahi.com)