11/07/21 12:58:20.12 ztTJaPOX0
西岡常一さんっていう、最後の宮大工という凄い棟梁がいたんだけど、
法隆寺の五重塔なんかの修理もやってたんだけど、
宮大工の掟の一つとして、一般建築に手を出したらいかんと、
それを守ったので、
それはもう極貧で、結核にかかって、持ってた田畑切り売りして、
ーーで、仏教建築の修理依頼はそうしょっちゅうないもんだから
鍋の蓋削ったりしてたんだよ?
今、その人の唯一のお弟子さんの小川三夫さんという人が
技術を引き継いでいらっしゃるけどね。
神道、仏教の教えを基本とした
神様に恥じにならない行いを突き詰める・・というのかな
それが、技術の粋を極め、建物を長持ちさせているということなんだと思う・・・
だけど、これからどうなるのかね?
伊勢神宮の式年遷宮だって、もともと国がお金を出していた。
それが戦争にまけて、アメリカ軍に神道と国家が切り離されてしまった。
平成25年の式年遷宮には550億円かかった。
しかし、その次の遷宮のころ、
式年遷宮にお金を出してくださいって言って、
お金を出す日本人がどれだけいるだろうか?
今は、まだ家に神棚があったり、お祭りしたり
日本人の姿がまだ何とかかんとかあるけどさー