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来年5月に開業する新名所、「東京スカイツリー」。
3月11日、東日本大震災が発生したその瞬間、495メートル地点で撮影された映像が初めて
公開されました。
そのとき、建物は奇妙な「泣き声」を上げていました。
3月11日の震災当日。東京スカイツリー495メートル地点には、多くの作業員がいました。
近くのものにしっかりとしがみつく作業員。中には立っていられず、腹ばいになる人も・・・。
揺れが収まらない中、作業員たちは一目散に階段を駆け下りていきます。
「クレーン、すごい・・・」
「降りよう、降りよう。上が危ないから」(作業員)
塔の頂上部では最大6メートルの横揺れがあったといいますが、現場の作業員は全員無事。
安全点検を行った結果、ツリー自体への被害もなかったことが確認されました。
「構造的な損傷がないことが確認できました」(作業員)
この日、東京23区では震度5強を観測。東京タワーの一部が曲がるなど、各所で被害が出ました。
未だ起きる余震に加え、直下型の地震が想定される東京。今後、同様の地震が起きた際、
心配はないのでしょうか。
「現在想定されている地震は、設計段階から全て想定の中に入っていますのでご安心いただきたい」
(東京スカイツリー広報 高梨博武さん)こう胸を張る広報担当者。
その理由が、日本古来の建築構造である五重塔からヒントを得た「心柱」構造です。
昔から、揺れなどに強いといわれてきた五重塔。その特徴は、塔の中心を地面から頂上まで
「心柱」という1本の柱が貫いているということです。そして、ツリーの中にも同様の「心柱」が
入っているというのです。
「理論上は50%程度(揺れが)減殺される仕組み」(東京スカイツリー広報 高梨博武さん)
震災から1週間後の3月18日、タワーは無事、完成時の634メートルの高さに達しました。
日本古来の建築構造と最新技術をミックスした、世界一の自立式タワーは来年5月にオープンします。
ソース:TBSニュース
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