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放射性線影響理解へ緊急シンポ 福島医学会
福島医大を中心とした県内外の医師らでつくる福島医学会主催の緊急シンポジウムは18日、
福島市のコラッセふくしまで「放射性物質の環境と健康への影響をエビデンス(医学的証拠)に
基づいて評価する」をテーマに開かれた。
県民の冷静な行動を促すため、研究成果やデータについて情報を発信した。
会員の医師、教員、警察、消防、自衛隊関係者ら約400人が訪れた。
福島医大や福島大など県内外の大学などの研究者が登壇。
長崎大大学院医歯薬学総合研究科付属原爆後障害医療研究施設の高村昇教授は、
チェルノブイリ原発事故による住民の被ばく状況などを報告。放射性ヨウ素による
甲状腺がん発生増は確認できるが、放射性セシウムなどによる他のがん発生への
影響は認められないとした。
風評被害の社会心理や、県内の放射線レベル分布マップなどの発表もあった。
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