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結婚式場が８・２キロ提供 汚染えさ牛
◆セシウムの有無は不明◆
福島県の畜産農家が放射性セシウムに汚染された稲わらを牛のえさに使っていた問題で、
金沢市は１８日、市内の結婚式場が、汚染されたえさを食べた可能性のある牛の肉計８・２キロを
客に提供していたと発表した。すでに現物が残っていないため、肉に国の基準を超えるセシウムが
含まれていたかは不明だ。
市によると、肉を提供したのは、「かづ美」（本社・金沢市）が同市中屋２丁目で運営する結婚式場
「ヴィラグランディス ジェナ」と「ヴィラグランディス カーサディケリー」。
「ジェナ」では６月１４日に１グループ６８人に、「カーサディケリー」では同１８日に２グループ１０１人に、
他の牛肉と合わせて調理・提供されたという。
今回の牛は、福島県の郡山市など３市の計５戸から出荷された８４頭のうちの１頭で、個体識別番号は
０８３６５―３０５４２。東京都内のと場や卸業者を通して、６月初旬に金沢市内の卸業者が仕入れた。
金沢市は、肉がセシウムを含んでいても、福島県内から出荷された他の牛の肉の検査結果から推測すると
「直ちに健康に影響が出ることはないと考えられる」としている。
URLﾘﾝｸ(mytown.asahi.com)