11/07/17 23:00:22.41 0
【岐阜】県内6店で汚染牛肉流通 焼き肉チェーン、計17キロを提供
県は16日、愛知県春日井市に本店を置く焼き肉チェーンの県内6店が5月31日と6月1日に、
放射性セシウム汚染の可能性がある牛肉を「国産牛上カルビ」「国産牛特選カルビ」として
販売したと発表した。
県によると、チェーンは福島県内の農家が出荷した1頭から26・5キロ仕入れ、他の牛肉を混ぜ
傘下店に出荷。県内では計17・35キロを提供した。県は流通状況や量を調べる。
◆高山の販売店、規制値下回る
放射性セシウムに汚染された可能性のある牛肉が県内で流通していた問題で、8・8キロを販売した
高山市岡本町の「明治屋産業高山店」は16日、セシウムの含有量が国の暫定規制値を下回ったとする
独自の検査結果を明らかにした。人体に影響のない数値と判断し「返金などの対応は今のところ
考えていない」としている。
同社本社(福岡市)によると、「東北を応援したい」と福島県浅川町の和牛360キロを購入し、
流通したのは高山店だけ。保管していた肉の検査を福岡県の研究所に依頼した結果、
セシウムは国の暫定規制値(1キロ当たり500ベクレル)を下回る280ベクレルだった。
県は同日、高山市の別の食肉処理業者から回収した肉を県保健環境研究所で分析し、
規制値を超える630ベクレルを検出したと発表した。肉は業者が仕入れた全量を保管し、
販売していない。県は「数回食べても健康に影響はない」としている。