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福山市の浜先鈴美ちゃん(当時2歳)を虐待死させたとして、
養父で無職の浜先勝利被告(21)に14日、傷害致死罪で懲役10年の
実刑が言い渡された。裁判員裁判の審理に携わった裁判員らは判決後に記者会見し、
「もう二度とこんな事件は起きてほしくない」と痛ましい児童虐待事件の再発防止を訴えた。
広島地裁では、初めて児童虐待を扱った裁判員裁判。初公判から判決まで17日で、
同地裁での裁判員裁判では最長だった。
会見には、裁判員6人と補充裁判員1人が出席。呉市の会社員男性(28)は
「精神的に疲れる内容の事件だった」と語り、「このような被害を受けている子どもがたくさんいると考えると、
周囲の人が止められるような環境が必要と思う」。2歳の子どもがいるという
会社員男性(29)は「このような事件が少しでも減れば良い、と考えて審理に臨んだ」と語った。
会見後に取材に応じた補充裁判員の会社員男性は、家に帰って自身の幼い子どもを見るたび、
胸が痛む。「なぜ、こんなにかわいい子どもをと思うと、理解できなかった」と言葉を詰まらせた。【中里顕】
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