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福島県浅川町の肉用牛農家が餌として与えた稲わらから高濃度の放射性セシウムが検出された問題でイオンは16日、
この農家が出荷した牛の肉を計約320キログラム分、全国の店舗で販売していたことが判明したと発表した。今後は
農林水産省が畜産農家に稲わらの調査要請を出した1都10県の肉牛について、仕入れ前に全頭検査を実施する。
イオンリテールの村井正平社長は同日会見し、「お客様に不安を抱かせて深くおわびを申し上げる」と謝罪した。
問題の牛肉は4~6月にかけて石川県や神奈川県などのイオンの店舗内にある精肉店やグループのスーパー計14店で
販売していた。すでに全量を販売済み。店頭で返金や返品を受け付ける。
イオンは今後、テナントの精肉店も含め1都10県の肉牛については、全頭検査を実施する。今秋からは直営売り場で
扱う牛肉は生産や流通の履歴が把握できるプライベートブランド(PB=自主企画)品に置き換える。イオン以外に
も扱っている店があるとみられるが、現時点で公表したのは大手ではイオンだけ。
イオンは13日、福島県南相馬市の農家が出荷した牛6頭の肉から高濃度放射性セシウムが検出された問題で、イオン
板橋店(東京・板橋)の店舗内の精肉店が該当する個体の牛肉を販売していたと発表していた。
▽日経新聞(2011/7/16 17:05)
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