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テキサスはダラスに、新しい店が開店した。男が女房を好きなように選べる店だ。
店は6階まであって、上の階へ行くほど女性の能力や性格がよくなるということだが、張り紙にはこう書いてある。
「お望みの階へつながるドアーを開き、中に入りましたら、そのフロアの女性の中から、お気に入りの女房をお選びになれます。ただし、いったん上の階へ行きますと店の外へ出る以外、下の階へ戻ることはできません。」
そのワイフマートへ、ある男が女房を探しに行った。1階に入るドアに貼り紙がしてある。
「1階―このフロアの女性は職を持っています。」
男は掲示を読んで、自分に言い聞かせた。
「フン、前のガールフレンドよりはましだな。だけど上の階へ行ったらどうなんだろう?」
男は上へ昇った。例によって貼り紙がしてある。
「2階―このフロアの女性は職を持ち、スポーツやビールが好きです。」
男はにんまりして独りごちた。「結構じゃないか、だけど上の階はどうかな?」
3階へのドアーの貼り紙。
「このフロアの女性は職を持っている他に、スポーツやビールが好きで、すこぶる美人です。」
「ふ~ん、更によくなった。だけど、上の階はどうかな?」
4階に上ると、貼り紙はこうなっていた。
「このフロアの女性は職を持っている他に、スポーツとビールが好きで、美人の上に家事をよくこなします。」
「こりゃすごい」と、男は叫んだ。「だけど待てよ、上はもっとすごいわけだ。上に行こうっと。」
男はさらに上へ昇って、5階へのドアの貼り紙を読んだ。
「このフロアの女性は職を持ち、スポーツとビールが好きで、ものすごく美人で、家事は何でもこなし、何事につけごまかしたり文句を言ったりしません。」
「ますます良いぞ、とうとう完璧な女性に近づいてきた。
だけど、もうひとつ上で待っているものが何か、見てみたいな。」
男は6階へ昇った。ドアの貼り紙はこうだった。
「6階―いらっしゃいませ。あなたはこのフロアの133,779,012番目のお客様す。ここには女性はいません。男性の欲望には限りがないことを実証するためにのみ、このフロアはあります。ワイフ・マートへのご来店ありがとうございました。」