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★もんじゅ、中止も検討 増殖炉開発見直し
・高木義明文部科学相は15日の閣議後の記者会見で、高速増殖炉原型炉もんじゅ
(福井県敦賀市)について「今後の原子力政策の見直しの中で、一つの課題として
方向性を出すことになる」と述べ、もんじゅの開発中止も含めて検討していく考えを
明らかにした。
また高木文科相は「今回の(東京電力福島第1原発の)事故は重大。あらためて
議論するのは当然」と述べた。
もんじゅは、プルトニウム・ウラン混合酸化物(MOX)燃料を使い、消費量以上の
燃料を生み出す高速増殖炉の原型炉。1994年に初臨界に達したが、95年に
ナトリウム漏れ事故が起き、約14年5カ月間停止した。
昨年5月に運転を再開したが、同8月に原子炉容器内で燃料交換に使う装置の落下事故が
発生して停止。日本原子力研究開発機構が今年6月に装置の引き上げ作業を行った。
政府が今月12日に閣議決定した2011年版の科学技術白書では、前年にはあった
「高速増殖炉の実証施設を実現する」との記述を削除するなど、原子力研究開発に
関する表現を大幅に後退させていた。
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